WMUのMusic therapy program 其の二
週の頭から3日間ほど

Michiganの避暑地へ行って来ました。

旅行記はまたのちほど。

とりあえず、前回の話の続きです。




さて、
School of Musicに入学して、最初の2年間で音楽系の授業、音楽療法の基礎的なもの、いくつかの一般教養を履修して、後半の2年目。ここで、専攻のProgramへとそれぞれ別れていきます。専攻楽器のPrivate Lessonで、2年目終了時にSophmore hearingっていう実技の大きな試験があって、そこでPassしないとProgramへは進めない設定になっています。音楽療法の場合は、判断がゆるいのでここはすんなり通過できるけれど、演奏科は厳しくて落とされる学生もそこそこいるようで。。。 さて、音楽療法専攻者の後半2年のメインはPracticum(音楽療法の実習)。

このPracticumへ入るには条件があります。
一定のGPAであること
Pre-requireの授業を履修しているか
(確かGPAでB以上ないといけなかったような気がする)
Sophomore hearingをPassしてるか
etc...

これ以外にも色々あった気がするけど忘れた。
(Fundamental Guitar:MT専攻向けのギターの基礎授業とかもRequireだったような)

上にあるような条件をクリアした学生は、学部内にあるClinicで教授さんたちからインタビューの申し込みをします。WMUはPracticumに進む前に音楽療法科の教授2人とインタビューがあるんですねー。こういうインタビューがない大学もあるそうな。インタビューでは、専攻楽器とピアノのちょっとした実技試験と教授さんとお話。事前にProgramに進むにあたってのやる気的なものを書いたお手紙を提出用に準備しておきます。

このインタビュー落とされる学生はふつーにいます。これは毎セメあるので、落ちてしまったら次のセメスターに再挑戦してる学生もいます。ここで辞める学生もけっこういるけど。

Practicumは1セメで2Cliens、それぞれ週2のSessionで計週4回、Student MTとしてSessionをしていくことになります。Placementは事前に授業スケジュールを提出し、教授がそれぞれ学生の授業予定に負担がないようアレンジしてくれます。基本、車を持ってない学生が優先的に、学部内にあるClinicで患者さんを担当。もしくはCo-Leadで車を持っている学生とペアでSessionをやったり。Placement先は選ぶことも出来なくないけれど、一応担当Populationがバランスよくなるように教授は考えているようです。

Fieldでの実習以外に、週1でUpper levelの音楽療法の講義もあります。ここでは音楽療法士として知っていなければいけない倫理やカウンセリングの仕方・技術、ケーススタディ、即興のやり方なんかを学びます。最初の2年の音楽療法の授業よりもより深く、濃い内容の授業なので要求されているAssigmentsのレベルも高めです。ひたすら論文読んだりとかフツー。で、さらに、Practicumでは担当した患者さんについて論文も書かなければいけないので、読み書きが苦手だとかなり大変じゃないかなと思います。特に留学生にとって英語は第二言語だからねぇ。。。

もちろん、Practicumと音楽療法の授業以外にも、Upper levelで履修が好ましい授業は他にもあって、Anatomy(Occupational therapy)、Special education(これは院生レベルのクラスなので、Junior以上でないと履修できないはず)、Psychology of Music、Non-Western music(Upper levelのWritingの授業(それぞれの学部によってRequireが違います。Musicは西洋音楽以外の音楽を用いて論文の書き方を学びます)などなど。

Practicumは4セメのところを3セメで終わらせる為に、"Double"と言って、1セメに4 Clients担当して、さらに論文も2つ書くっていうやり方もあるのだけれど、うちの教授陣は基本的には進めません。なぜなら2Clientの1ペーパーでも殺人的に忙しいから。もちろんDoubleをやってる学生もいるけれど、かなり大変です。

さて、
無事に全てのRequireとされている授業、及びPracticumを終えると(コースワーク修了)次はいよいよインターンシップです。興味のあるPopulationを扱っているインターンシップサイトを選んで、Job huntingと同じような感じでインターンの準備をしていきます。

ここで、
アメリカ人学生と留学生の違い。
アメリカ人学生はコースワーク修了=卒業と見なされるので、インターンシップは卒業後となります。(インターン修了も卒業条件に入っているので、実際はDiplomaは取得してないんだけども 汗) 留学生は、コースワークが修了してもインターン中のビザはStudent statusでないといけないので、1つか2つ授業を登録して単位を取り続けないといけません。この辺は大学によって違うのかな?よくわからないけれど、WMUのイミグレ担当スタッフはCPTでインターン、そして授業を登録して単位を取得がルールと申しておりました。

インターンシップは6ヶ月。
School settingの場合はSchool yearが終了するまでのところも多いらしく8ヶ月~10ヶ月くらいのところもあるようす。インターンが修了したらようやく留学生も卒業です。そしてCBMT(The Certification Board for Music Therapy:全米公認音楽療法士の資格試験)を受けることが可能になるわけです。


2回に分けて書いてきたけれど、ざっと説明するとこんな感じ。
基本的には4年+半年のProgramと考えてもらって良いのでは。
WMUは全米でもNMT(Neurologic Music Therapy:神経学的音楽療法)が学べる数少ない大学だけれど、そのもの自体の授業があると言うよりは、クラスの中で学んでいく感じかなぁ。Method for Children及びAdultsの授業内で学んでいくけれど、NMTのテクニックを使って実習をやっていくのがほとんど。

正直、大変。この専攻(汗)
アメリカ人学生でも辞めていく子が多いです。
それに卒業後の就職先も決して恵まれてはいないし。(アメリカには仕事があります。MTだけでも食っていくことは可能。ただ、OPT後にH-1Bが取れる保証はないし。取れても最大6年。その後はグリーンカードが日本へ帰国か。アメリカ人と結婚するのが一番手っ取り早いwww)。 

けど、WMUのProgramはなかなか良いと思うので、アメリカで音楽療法士になるんだ!!っていうガッツのある人は是非。英語力が低くても演奏技術がなくてもどうにかやってきたHiRoがいるんで、やる気と根性があればなんとかなるんじゃないかなと(おい)

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(非公開コメント受付中)

プロフィール

HiRo

Author:HiRo
一応、Music therapist。

2005年、渡米。
ミシガン州の大学で音楽療法を学び、
どうにか音楽療法のコースワークを終了。
2011年6月末にアメリカ1残念な
都市近郊での半年間のインターンシップが終了。

2011年夏完全帰国。
現在は海アリ県でのんびり生活。

いつも心に
Where there's a will,
there's a way


質問等、御用の方はコチラまで
soundscape_smilemaker
♪yahoo.co.jp

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